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毎年、春野菜が出始めると、私はどこかあわててしまう。
短い間の季節限定。
新たまねぎ、新きゃべつ、新じゃがいも、新たけのこ、新ごぼう、新しょうが、、、、
どれもやさしい食感と香り、食べるとなんともいえない甘さが口の中に広がる。
そして待ってました!山の春野菜、山菜たち。
山菜特有のえぐみと土の香り、さまざまな緑色が目にも美しい。
私は毎年、天ぷらにしたそれを塩で食べるたび「一年待ってたよ」と心で囁いてしまうのです。
厳しい冬を乗り越え、芽生えた野菜たちは、美味しいだけではない不思議な力を持っている。
春野菜をどれだけ多く食べるかで、一年の健康が決まるとさえ言われているからだ。
実際に、知人の家族は春野菜料理を意識してからは風邪しらず。
春野菜は、手をかけなくても素材そのものが美味しいので、食べやすく料理もしやすい。
だから、毎日無理なく続けられるのだとおもう。
私は、手頃な値段になると必ず新しょうがを購入する。
抵抗があるかもしれないが、新しょうがを生のまま細い千切りにし、おかかとゴマを醤油で合えたものを玄米にのせて食べるのが好きだ。
そして、ピクルス液や煮きった醤油と酒に漬けたり、豚肉と新しょうがだけの炒めものをしたりする。
新しょうがは土しょうがと違い、白くて先が赤く、やさしい辛さでやわらかくみずみずしい。
私の冷蔵庫は今日も春野菜でイッパイである。
あとわずかで姿を消してしまう野菜たち、大切に食べていきたい。
2007.05.13